成人式という人生最大にして最後の祭りを逃すな
t出身kの皆さまこんばんは。下剋上アドバイザーの納豆でございます。本日は20歳を迎えるt出身の皆様に向けて、成人式という人生最後の祭りを楽しむ方法を伝授していきます。そろそろ成人式グルも発生して、行くか行かないかお金振り込むかどうするか迷っているあなたの肩を全力で押したい。成人式へ行けえっ!行けえっ!と。学歴は成人式で完成します。
目次
- 成人式という人生最大にして最後の祭りを逃すな
- まずそもそも成人式は行くべきなのか
- そうは言っても成人式高くね
- 成人式行くメリット教えろよ
- メリット1 チヤホヤされます
- メリット2 多様な価値観を思い出せる
- メリット3 原点に帰り、自分も負けられないと思い出す
- 成人式で気をつけること
- 1つ目 学歴をイキらない
- 2つ目 苦手な人とワザワザつるまない
まずそもそも成人式は行くべきなのか
結論:行ってください。
ここで皆さんは疑問に思ったかもしれません。お前逆張り冷笑系やのになんで成人式行くんや。そもそもツイッター世論では成人式って行くもんじゃなくて休んだ自慢で盛り上がってるやんと。いや、成人式に関してだけはそうではないのです。成人式は行って後悔することが万が一あっても将来笑い話にできますが、行かずに後悔した場合その後悔は誰とも共有できないため本当に地獄です。成人式に行けるかどうかで、今まで歩んできた人生と、今いる自分が過去の友人たちに胸を張って見せられるものなのかというある種の通知表になるのです。成人式に行かなかった、行けなかった人達を見てください。中高一貫卒のメガネボンボン、公立で虐められて居場所がなく田舎から抜け出してきた怨嗟にとりつかれた弱者男性、ツイッターで〇〇をしないことにアイデンティティを見出しているホンモノ、過去の友人に胸を張れない現実が惨状のバケモン、成人式に行かないということは「そういうこと」なのでございます。
そうは言っても成人式高くね
うるせえうるせえ。お前らkなんだろ。kなら成人式の会費ぐらいポンと払え。無理なら親に頭下げろ。今までの人生を、生活を、賭けてきた現在のキミに晴れ舞台を用意してあげよう。きっと、キミが大人になって7,8000円なんて簡単に稼げるようになった暁にはいい思い出だったと振り返れるはずだよ。
成人式行くメリット教えろよ
分かった分かったw。ここまでのノートを読んでくれたt出身kのみんなはきっと、ちょっとは成人式に行く気になったんだな。それなら私としても嬉しい限りだ。そうなら、何故わざわざあの頃を思い出しに成人式など行かないといけないのかメリットをお話していく。
メリット1 チヤホヤされます
大学に入学し、接客バイトなどをしない限り多様な大学生と絡む機会のないkにとって、公立中学という真の多様性は愛すべき存在だ。
旧帝vs早稲田?そんなくだらない戦いはそこにはない。関学で優秀、関大でエリート、同志社なんか行った日には稀代の天才だ。神大、阪大、京大、勿論東大に至るまで神のように崇め奉られるだろう。モテるモテないなど不毛な質問はここでは触れる必要もなかろう。インターネットで日々tと煽られて、バカにされて自己肯定感が地に落ちた旧帝大生にぜひぜひ行ってほしい。そこには夢や希望がある。
メリット2 多様な価値観を思い出せる
大学に入り、金太郎飴のような友人とキョロ充みたいな人生を送ってはいないだろうか。さあ公立へおいでよ。子持ち、高卒、公務員から医学生、弁護士志望、あの頃一緒に悪さした友達が、立派な社会人になっているのを見るのは涙が出てくるぞ。人間というのは月日が経てば大きく変わるものだ。不登校だった友達が国家公務員として働き、チャランポランだったあの子が高校で頑張って有名国公立大学に進学しているのを見た暁には驚きと同時に感動の心が芽生えてくる。
メリット3 原点に帰り、自分も負けられないと思い出す
あの頃380だった友達が、阪大や神大に合格している。早慶や上智に合格している。あの頃、名札を出さずに学ランを加工して悪さしてた友達は今では学年で一番でかい車と立派な会社で勤めている、あの頃ヒョロガリだった友達は今では国を守る重大な職務についている。キミはどうか。東大や京大早慶に合格し、腑抜けてはいないだろうか。中間テストや期末テストで470を取り、学年中の気体を背負って県内一番手の神学校に進学したあの日々を思い出してほしい。キミはまだやれるはずだ。いや、キミは彼らに負けずやらなきゃいけないんだ。久々にあった友達にはこう言われるだろう、「おい納豆、俺がなんか犯罪犯したときは弁護よろしくなw」、ああそうだ、僕の原点はここなんだ。辛い勉強も、ゴールの見えないマラソンも全てはここから始まったんだ。彼らからすれば大学での生活など想像もつかないかもしれない、だけども、だからこそ目に見えた勝ち組を目指そうという気力が湧いてくるのだ。中学時代のキミが今のキミを見たらどう思うか、胸に手を当てて考えてほしい。
成人式で気をつけること
それでは、成人式に行くメリットは理解した諸君たちに、成人式で気をつけるべきポイントをお伝えしていく。これを守らないと、アッアッアッ一応東大ッスと腹から出てない声でフリードリンクを片手に立ちすくみ、数時間棒立ちしながらイベントが終了してしまうだろう。
1つ目 学歴をイキらない
去年私は自分の成人式が終わった後にツイッターをパトロールしていたところ成人式でモテなかったと嘆く高学歴のツイートが伸びているのを観測した。彼らが何故モテないのか自分なりに分析したところ一つの答えに行き着いた。それは学歴開示の使い方が下手だった。出会った瞬間に俺阪大やねん俺神大やねんではダメだろう。聞かれるまでは自分から大学の開示はしないようにしよう。その代わり、積極的に話しかける動機が芽生えるので自然な流れでそういえば今は何してるん、大学どこなんと聞くことが可能となる。
2つ目 苦手な人とワザワザつるまない
ツイッターの陰キャが成人式に行きたくない一つの理由がこれだろう。しかし、本当に嫌なやつがいるからというだけで成人式を欠席するのか。そして仮に成人式に行ったとして高い金払ってんのにわざわざ面白くもない同性と喋って時間を無駄にするのか。非モテコミュニティはたしかに居心地は良いだろう。中高時代そのような場所で女絡みのない自分に酔っていた自分だから痛いほどわかる。しかしだ、キミは成人式に今までの人生の通知表を確認しに行ってるんだ。何をやっても内申点2しかつけてこないようなやつはこっちから願い下げでいいだろう。成人式は好きなやつ、昔仲良かったやつ、これからも仲良くしたいやつ、チヤホヤしてくれそうな人とつるむ場所なのでたった数時間特定の女や男とだけ仲良くしてても気を病む必要はなかろう。人生という時間は有限だ、せっかく振り返るなら綺麗な上澄みだけを汲み取ろう。
3つ目 他人をリスペクトしよう
成人式で人生逆転したと思ってる君たちはまだ甘い。たしかにチヤホヤはされるが我々にはその後長い長い資格勉強と就活が待っている。すぐには結果が出ないこともあるだろう。そうなった時に黒歴史を生産しないためにも他人をリスペクトする謙虚な心を忘れないようにしたい。間違っても2chコピペの覆水盆に返らずみたいなことや、昔自分をいじめたDQNに仕返ししてやるんだいみたいなみっともないことはやめよう。そして、成人式で出会った彼らと再会することはこの長い人生で100%無いと言っても良い。あの頃バカやった青春をたった一日でも追体験させてくれるのだから、朝から晩まで存分に楽しんでほしい。
自分の感想
わたしの成人式に関する話を少ししたいと思う。私も最初は余り成人式に行くきはなかった。しかし、親に諭されイヤイヤ銀行まで出向いて寒い懐からお金を出した。いざ行くと決めたらまだかろうじてつながっていた旧友にラインで連絡し、楽しい会にしようと伝えた。
当日は寒空の下清々しいほどの快晴でまさに公立中学定期テスト480点だった。振り袖などの晴れ姿に身を包む女子、大人になって化粧を覚えた美しい姿に男性は誰しもが心を奪われるだろう。これは一つ助言だが振り袖には2,30万ぐらい掛かってるので男性諸君は是非女子を褒めてあげてほしい。男は大体青山で買ったスーツにたまーにハデ髪のやつや竜の紋章入った振り袖来たロトの勇者がいるがまあ喋ってみると案外普通だったりするのだ。午前の部が終わった後、私はまず家に帰ろうと思った。しかし旧友に誘われて元同じクラスのやつらが集まるフードコートへ向かった。あの頃、俺たちにはコーヒーなんて高くて到底飲めなくて、少ないお金を出し合ってポッポのポテト買って紙コップでお冷飲んだなあ、、、なんて馬鹿な話を数時間にわたって振り返った。同窓会が近づくにつれ、みんなと会える嬉しさとは逆にこの懐かしくも居心地がいい夢のような時間が終わりに向かっているのはどこか儚さを覚えた。
その会合が終わりちょっと時間があったので中学受験をした友人たちと喋る場があった。あの時は人生に完全敗北したと劣等感を抱いていた私だったが、気づいたら京都大学という中学受験をした彼らでも相当努力しないと行けない高みに登っていた。その時感じた思いは、彼らに対する優越感でもなく、ここ10年間大きく心の中に刺さっていた中学受験コンプレックスがスッと自分の名から消えていったことだった。よく頑張ったな納豆、そう思いながら心のなかでガッツポーズする私には、もうマウントを取る浅い思いも、彼らへの無限のとも思えた劣等感も、見返してやりたいという執念も成仏していた。成人式に行くことで、自分の精神を長らく大きく蝕んでいた強大な影との決闘に終止符を打つことができた。
同窓会では様々な友人と喋った。酔いが回っていてもう何を喋ったかも覚えていないが、取り繕わない大きく見せない、昔のような自然な自分でみんなと交流できたと思う。女子一人に話しかけたら周りに学生時代話もしなかった人達が集まってくるような、人生最後のちょっとしたモテも楽しめた。昔の自分からすれば信じられないような空間だった。ちなみに年齢確認が厳格だったので二次会は行けなかったし、みんな実家に帰るから何も発展はなかったw会場以外でも、店で友人と並びながら喋った何気ない会話、昔よくやった内輪ネタなど上げだしたらキリがないほど充実した一日であっという間に時間が過ぎて、よし、明日も朝から頑張ろうとやる気になった。
まとめ
同窓会の本質は浄化にある。(ジョーカーではないです)
自身のコンプレックスや何か抱えた闇も実は大したことないと吹き飛ばせるような、そんな機会になってくれたら有り難い。特にツイッターで同窓会行かない風潮に影響されていかない道を選ぼうとするやつにこそ行ってほしい。キミの受験勉強は同窓会に行って初めて完成したと言えるのだ。
なぜこのタイミングでノートを書いたのかをちょっと話すと、まだ2ヶ月あるから、これを読んでいる皆にはおしゃれを勉強したり、自分の酒の強さを学習して粗相を起こさないようにしたり、カラオケの技を磨いたり、ダイエットしたり地元の良い店を探したりと万全の対策をして同窓会に望んでほしいからだ。それでは、君たちの幸運を祈ろう。
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