東大・京大・一橋・早慶法学部で落ちこぼれるとどうなるのか
結論:人生詰みます。
だからせめて、東京の大学へ行って、リスクヘッジしようというお話をしていきます。
自己紹介
私は、もともと中学受験を志して、関西最大手中学受験塾に通っていたものの、最下層クラスから上に上がることができず、泣く泣く中学受験を断念し、公立中学へ進学し、そこから勉強を頑張って関西最難関高校を受験したものの、大差落ちし滑り止めの中高一貫校に高校編入し、東大受験でリベンジを果たそうと考えていたものの、学力が足りず地方旧帝大へ現役で進学した挫折ばかりしている法学部新3回生です。大学では中学受験、高校受験、大学受験のリベンジを果たそうと考えて、予備試験塾に大学一年時に入学したものの、勉強内容が難しすぎて一切手につかないまま司法試験の勉強が3年目に突入しました。具体的には、民事訴訟法と行政法、商法が5月中旬の予備試験短答まで40日ほどしかないのにここ一か月一切勉強しておらず、どうせ受からないからと半ばあきらめている状況です。授業全体で言えば、コマ数は400コマほど残っており、映像授業に適性がないため、一切授業聞かずに日中はツイッターばかりする生活を2,3年続けています。
具体的な現状
大学の成績は司法試験受験生でめったにいないと思うのですが、専門GPAは1.78ほどで、大学に入ってから落とした単位数は24単位を突破しました。これは公立中学の内申点で例えるならば、定期テスト250点ほどを連発したり不登校で通信簿に2が並ぶ落ちこぼれレベルだといえます。卒業までにまだまだ56単位ほど必要で、周りがそろそろ要卒単位を満たしつつある中で、今後1つでも単位落とすと留年が確定するという危機的な状況にあります。当然ですが、この成績では東大ローなどの上位ロースクールには到底いける成績ではなく、よくて関関同立や日東駒専の法科大学院に運良ければ滑り込めるという成績です。予備校の授業はまだ400コマほど残っていて、論述の書き方が全く分からないので、毎回の期末試験が命がけです。勉強以外お前何やってんねんって言われると思うのでお答えしますが、具体的には毎日ツイッターで情報収集や情報発信を行って暇な日常の埋め合わせをしています。実家暮らしかつ金がないのでサークルしておらず、バイトも今はやっていないので勉強するかユーチューブ見るかツイッターでお気持ち表明するという退廃的な大学生活をここ2年ほど続けています
ここまで私の生い立ちについてお付き合いくださりありがとうございました。こっからは具体的に、世間一般ではエリート扱いの難関大学の法学部で落ちこぼれるとどうなるのか、屈辱ポイントをお伝えしていきます。
屈辱ポイント1 自分より格が低いやつに抜かされる
まず、大学で落ちこぼれると、受験生時代は自分よりも模試の順位が低かったり、絶対こいつよりは俺のほうが頭良いだろwってバカにしてたやつに成績抜かされます。そして学習進度も負けていきます。次に、関関同立や早慶、Marchなどの自分よりtで受験期に対して努力してないであろう大学生に学習進度で負けます。彼らは大学受験時代に完全燃焼できなかったリベンジを司法試験で果たす率が高いらしく、情熱に食って掛かられます。そして最終的には、浪人して大学に受かった高校同期に学習進度ボロ負けします。個人的にはこれが一番きついです。高校時代は自分のほうが模試成績もよくて、「地頭」が高かったのにその同期に一年差があるにも関わらず学習進度や成績ボロ負けして、現役合格の利点がつぶれるのは、狭き現役合格高学歴の門を潜り抜けた自分にとって、屈辱でしかなかったですね。ウサギと亀ではないですが歩みを止めると抜かされてしまいます。
屈辱ポイント2 どうせ受からないから戦意喪失
まず、予備試験は民法憲法刑法刑事訴訟法民事訴訟法行政法商法の7科目の勉強をする必要があるのですが、科目が多すぎます。正直大学受験で7科目乗り越えた自分でも法律の7科目までは手が回っておらず、大学3年になりますが未だに民法刑法憲法ぐらいしか勉強進んでいません。これに加えて論述の書き方を教えてくれる環境がないため、添削もなく、自分の勉強の方針が正しいのか方向修正を図れるツールがありません。これは東京や私立大学ならTAが論述の書き方を教えてくれるらしいのですが国立大学は基本放任主義で自力で書けるようになれよーという方針のため、3年になっても民法やら刑法などの事例問題の論述方法がわからないバケモンが誕生いたしました。これは大学受験で例えるなら、数学の証明問題の書き方を教わらないまま、東大数学に挑むようなもので、どこかでお作法を学ぶ必要があるとは思っているのですが、予備校の論述講座は難易度が高くて理解ができず、そこにたどり着くまでの基礎講座のコマ数が多すぎていつまでたっても受講できないという弊害が生じている。
屈辱ポイント3 自分の強みを生かせない
自分は受験期に数学が好きだったのですが、学部の性質的に自分の強みを生かせない状況が続きこれは精神的にかなり堪えます。ひろゆきがユーチューブで言ってましたが、勝ち組というのは自分の勝てる土俵だけで勝負し続けるから勝ち組なので、大学入学以降負けてしかいない現状に辟易といたします。
屈辱ポイント4 無資格法学部生=市場価値なし
私は司法試験を目指さない、司法試験に合格しなかった法学部生には無能の烙印が押されてもやむなし、と考えているため、英語や経営、金融、経済といった就職で生きるスキルを学ぶことができず、大したガクチカもなく、法律知識は有資格者にボロ負けするためそもそも何を強みに法学部生が民間就職していくのか活路が見えない。法学部に行くなら、司法試験受からないと存在価値がないので撤退することも難しく、また法学から逃げても無限留年が待っているという現実が冷酷である。
以上、法学部で落ちこぼれる私の苦悶する点について紹介してきた。続いて、大学と大学院、公立中学と公立高校、GPAと内申点の構造について触れていこうと思う。
まず、大学から法科大学院に進学する場合、大学成績が高い必要がある、東大ローや京大ローといった上位法科大学院に進学するには大学成績表のGPAが少なくとも3.0必要らしく、これは公立中学の内申点で言うところの4.0以上だと考えている。このノートを読む読者は公立中学出身者の場合、内申点オール5なんて簡単に達成できると思うかもしれない。実際私も公立中学時代の内申点は43点で体育以外は5、体育だけ3という典型的なガリ勉だった。しかし、大学が公立中学と違うのは、そこに集まっている層が中学受験で公立小学校から私立難関中高一貫に進学した上澄みと公立中学のトップ層のバトルが繰り広げられているという点である。公立中学の内申が低いDQNが市内一番手公立高校に内申点が足りなくて進学できないという構造が、大学院への入学試験でも展開されることとなる。余談だが、私の育った兵庫県公立高校入試は、内申点450、試験450の1:1の割合で受験が決まるのだが、東大ロー入試もGPAと筆記試験の割合が1:1らしい。公立入試の過酷さを中学時代に知っているからこそ、上位ローに進学できる可能性が早々に閉ざされている現状に憤怒するしかない。大学野成績は中学の内申点とは違って大学1年から4年までの通算なので、最初から低い成績をとってしまうと挽回できない。音ゲーで例えるなら好成績のフルコンボ理論値を目指すぐらいの気合で行かないと、ハイスコアをとって院へ進学することは難しい。公立中学なら中一中二でサボって中三で覚醒することも可能だが、大学はとなると、1,2年でフル単は前提条件として、法曹志望なら早期卒業できるぐらいのGPAを取得して、予備試験に落ちた場合のリスクヘッジを行う必要がある。3,4年から仮に本気出しても挽回できないという残酷さが勉強の意欲をそぐ。そして、低いGPAの行きつく先だが、関関同立や日東駒専といった、大学受験時代には滑り止めとして考えることすらなかった底辺大学の院へ進学できるかどうか、できたら運がいいほうという壊滅的な状況に陥る。私文wwwwwwwwwwwwww乙wwwwwwwwwwと馬鹿にしていた早慶や中央大学はそのまま東京特有の情報密度や恵まれた環境、そして取りやすいGPAで簡単に内部進学していき、早期卒業も容易となる。そういった大学では成績が出やすいことと集まっている学生の質が低いのでちょっと勉強すれば抜きんでることができるようで、東大の法科大学院や京大で学歴ロンダリングを行うものも多くみられる。学部はkだが院はtになって最終学歴が汚染される人生よりも、学部は低めの私文で大学受験を楽々と終わらせて、周りのレベルが低い環境でガリ勉して上位ロー入ったほうがコスパ良いという、公立中学でヤンキーに囲まれながらガリ勉したら相対的に内申点カンストするという構造を受験期に見抜けなかった自分の力不足が悔しい。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。前述したように、私は学部の成績的には学歴逆ロンダリングは避けられない状況にあり、せっかく大学受験を死ぬ気で頑張ったのに大学で1,2年サボり勉強についていけなかっただけで異次元のtへと都落ちする状況にある。正直最初から最終学歴関関同立なら何のために大学受験したんやとなる。
私は、大学受験をあまり頑張りすぎないというアドバイスを現在の高校生に伝えたい。難関大学は学部試験が難しいので塾必須だし、集まってる層も頂上決戦みたいになるので、受験はあえて本気出さずに早慶とか関関同立みたいな誰でもはいれるところ入って高GPAで院ロンダするほうが総合的に賢いと思う。難関旧帝大から最底辺法科大学院に進学して最終学歴汚染される屈辱をかんがえれば、大学受験ではあえて負けるが勝ちのような戦法も使えるだろう。そして、大学に行くなら関西ではなく関東へ行こう。関西は情報密度が薄いため、予備校のゼミやインターンも大体は東京の本社で行われ、時間の進み方が関西と関東では5,6年違うように思える。
わけわからん田舎に閉じ込められて情報も与えられず、東京の大学生たちが楽しそうな人生を送っているのをツイッターで憤怒しながら見つめ、逆ロンダという死刑宣告までモラトリアムを満喫する学費と時間の無駄のような生き方は果たして有意義なのか。
法学部で落ちこぼれることで如何に四面楚歌になるか分かったと思う。おそらく、司法試験受験生は大学成績が高い人間が多いし、自分自身も大学はいるまでは大学の勉強なんて楽勝やろと思っていたが実際蓋開けてみると一切ついていけない窮地に追いやられたので、今年から法学部に入る新入生は自分みたいにならずに気合入れて頑張ってほしい。自分はある意味で大学受験が限界の人間だったのかもしれない。世の中には中学受験がピーク、高校受験がピーク、大学受験がピーク、就活がピーク、様々な場所がピークの人間がいる。どこかで超えられない壁に当たったときに如何に生きるか、その方針を常に考えながら生きる必要があるだろう。自分より下だと思っていた人間に気が付けば抜かされるウサギと亀のウサギの立場は本当に苦痛でしかないため、何か勉強以外のとりえや趣味を持つことで世の中の学生はコンプをごまかしているんだろうか。。。正直自分は中学受験を断念した時点で地頭の限界に早期にぶち当たったため、中学受験時にいたトップ層の人間たちにたとえ大学受験で追いついたとしても地頭で勝てる自信はなく、実際成績もボロ負けしている。司法試験や法学部を志向した時点から破滅の一歩が始まっていたのかもしれない。東京一極集中の今東京に逆張りする理由もわからない。1/2の選択を誤り続け今日に至った現状を改善したいが戦意がない。
コメント
コメントを投稿